北インドのヒマラヤ山脈です。ここは道も悪くて標高も高いのでなかなか距離を稼げない、辛いルートでした。一生懸命漕いでも一日に30kmも進めない。そんな道を走っているときに、とても素晴らしい景色の場所があるって、地元の人に教えてもらったんです。でも、そこまで往復30km。毎日悪路と格闘している中、一日分の寄り道をするのはとてもためらわれたんですが、最終的には夫と行ってみよう!と話し合って、寄り道したんです。
そうしたら本当に素晴らしい景色が広がっていて。広くて、地形が複雑にうねっていて、その中にチャンドラ・タルっていう名前の湖があるんです。この日は写真の風景の先でテントを張って、二人で風景を独占しました。荒野の中で野宿をするのはとても怖いし落ち着かないんですが、このときは雄大な景色に見とれてしまったのを覚えています。
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